残念ながらジーコジャパンも無念の敗退
でも誰の責任とか、犯人探しをすべきではありません
お互いの健闘をたたえ、明日につなげていくのが
サムライブルーの誇りだと思います
代表の皆さんお疲れ様でした
しかしブラジルの強さは相当なものです
どうしてああいうプレーができるのか?
私なりに考えてみました
リアルで観ていたわけではありませんのですべてのプレーを見てはいませんが
繰り返し放映されるブラジルのゴールシーン
ロナウジーニョの華麗なパス、ロナウドの神業シュート
どうしてあのようなプレーができるのか?
身体能力の高さという点では反論の余地はないと思います
足関節・股関節の柔軟性はもとより
それを支えて力強いパワーを生み出す
腸腰筋、大腿四頭筋、殿筋群など個々の筋肉の
伸張能力・瞬発力はいうまでもありません
それとなるほどなと思ったのが
彼らの持つリズム感ではないでしょうか?
私事で恐縮ですが近頃、カラオケで歌うより
生演奏で歌う機会が増えました
これはとても難しいことなんです
カラオケならば同じイントロ・同じリズム・同じキーで歌いだします
何度か練習すればそれなりに格好がつきます
ところが生演奏となればそうは行きません
演奏者のちょっとした違いでリズム・テンポ
場合によってはキーが違うこともあります
イントロを聞きながらこれらを探っていって歌い始めるわけですが
時にはこちらが予想していたテンポと違い泡を食って歌い始めると
滅茶苦茶な歌いだしになり後はボロボロ・・・
あたかも某選手が急に飛んできたボールを
アウトサイドで蹴ってしまったのと同じなのかもしれません
それを非難してはいけません
短いイントロですべてを判断するのは難しいことなんです
ひょっとしたら彼らのサッカーも同じなのではないでしょうか?
パスが出た瞬間、ボールのリズム・テンポ・キーなどを
瞬間に察知してどんな歌を歌ったらいいか
イメージができているのかもしれません
いや彼らはラテンの国の人たちです
歌ではなくダンスなのかもしれません
飛んできたボールにあわせてステップを踏み
ターンを切りボールをゴールにエスコートしているのかもしれません
子供のころからラテン音楽に親しみ
リズムが友達でステップが遊び・・・
サンバやボサノバのリズムの中で自然に身体を動かせる
こんな環境の中で育った彼らにとって
フィールドは11人で踊るダンスのステージなのかもしれません
思うような位置にボールをパスするプレーを見ていると
一人で踊っているのではなく全員が同じリズムで踊っているように見えます
きっと彼らのイメージの中にはいろいろな種類のダンスがあって
ボールを使ってそれを演じているのかもしれません
イメージ付けられたプレーはトッププレーヤーには不可欠なことだと思います
あくまでも私個人の感想にしか過ぎませんが
あながち間違っていないような気もしますが・・・
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