感心したこと
今回のディズニーリゾートの旅ではいろいろと勉強になることがありました
まず伊丹から羽田までの空路は春の嵐に巻き込まれ
恐ろしいほど機体が揺れました
そんな中でガクンと飛行機が大きく揺れるたびに
スチュワーデスさんがニコっと微笑みました
言葉には出さないものの「大丈夫ですよ」という表情をしていました
もちろんこんなときに乗務員が慌てた表情を出そうものなら
パニックになるのは必然です
その後何回も飛行機がゆれ客室がざわついてきたころに
機長のアナウンスがありました
「桜の季節になってまいりました」
「花にも嵐のたとえがありますように、この季節には乱気流が発生することがあります」
「フライトにはなんの影響もありませんのでご安心くださいませ」
「もうしばらくで羽田に到着します」
こんな内容でしたか・・・
流暢に、穏やかに・・・
歌番組の司会のような名調子で乗客を安心させました
やっぱりプロはすごいですねぇ
ディズニーリゾートでも徹底したイメージ作りのサービスは
行かれた方ならご存知のはずです
でも驚いたのは施設の中だけではなく
オフィシャルホテルの従業員やシャトルバスの運転手さんまでもが
そのイメージ作りに一役買っていたことです
シャトルバスの運転手さんが運転中に気の利いたおしゃべりで
行き帰りまで楽しませてくれたのはさすがです
これら内外の従業員の方も嫌なこともあれば体調が悪いこともあるでしょう
しかしそんなそぶりも見せずディズニーの世界の一員を演じていらっしゃる姿には感銘を受けました
正直いってアトラクションの内容だけ見ると
いまどきどこの遊園地にも似たようなものがあります
しかし徹底したイメージ作りにより客をその世界に引きずり込むことによって
外の世界とは全然違った世界へと導いてくださるのでしょう
ディズニーリゾートはサービス業の王道なのかもしれません
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コメント
私も雨の中でしたが、TDLというところは雨でもとにかく園内のスタッフが笑顔を絶やさずに案内してくれることに感激した一人です。どこへ行っても同じ対応。TDRにはマニュアルが無いそうなんです。そのすべてがファンタジーで保たれているんでしょうね。
・・・私、かっこよすぎました?だって花粉症がきてしまったので。
飛行機は怖かったでしょうね。私も見習います。手が震えているときの顔そり。
お客さんを和ませる魅惑のトークを勉強します。
投稿: コングBA | 2006/04/03 15:24
さすがプロだなあと思います。
私も見習わなくては・・・←何のプロなんだ?という突っ込みはご勘弁ください(笑)
投稿: 390X | 2006/04/03 15:36
コングBAさん
スタッフ全員が役者を演じておられるのでしょう
二日酔いの日だってあるでしょうに・・・(笑
魅惑のトーク。。技術が伴えばなおよろし(爆
390Xさん
彼らの対応は一般の人付き合いにも言えることだと思います
機転が利いて相手が一番喜ぶ行動がとれたら・・・
そう。。あなたはミッキーマウスに劣らぬ人気者です(笑
投稿: ひろ | 2006/04/03 16:21
最近のTDRの経営方針等には
かなり厳しい批評がありますが・・・
それはそれとして
ゲストには たくさんの夢を与えて欲しいですね!
現実。。。ここでの費用はたくさんかかりますもの。
あとは 本場ディズニーを2箇所で体験して思ったことは
ゲストも 王国の規則を・・・
しいては 普段の生活のルールを
しっかり守ることだと思います。
ロスでは 記念写真に割り込んできた子供に
ミッキーが優しくジェスチャーで
列に並ぶように 誘導していました。
大人がたくさん並んでいた その後ろにね!
投稿: 冬薔薇 | 2006/04/03 18:24
冬薔薇さんの鋭い視点にはいつも感心させられます
TDRの内情は全然知りませんが
あれだけ完璧なサービスを徹底させるということは
そうとうなご苦労もあるはずです
影で泣いておられる従業員もおられることでしょう
客のマナーについては私も同感です
近頃香港のディズニーランドでの客のマナーの悪さが指摘されているようですが
日本でも大なり小なり問題はあると思います
テンションが上がるのはいいのですが
本性むき出しでアトラクションに向かうさまは
「楽しむ」という本来の目的から逸脱しているようにも思えます
もし私がミッキーマウスのぬいぐるみをかぶったら・・・
マナーの悪いお客様には鉄拳制裁が下るかもしれません(笑
まず雇ってもらえないでしょうね(´-`)
投稿: ひろ | 2006/04/03 19:56