気をつけないと
ヘラヘラやっているようで
実はこの仕事いろいろ気を使います
どうしたら上手くいくか
本当の原因がどこから来ているのか
どの技が有効か
いろいろなことを考えながらやっています
でもあまり口にはしませんが
一番気を使うのは・・・
事故を起こさないということです
こられる方は皆よくなりたい一心で来られます
それなのに余計に悪くなってはお話になりません
場合によっては取り返しのつかないこともあります
万が一そんなことがあってはお互い不幸です
「痛み」といっても原因は様々・・・
我々の施術が必要な場合もあれば
我々の施術が悪化させる原因にもなりかねません
病院と違ってレントゲンやMRIもありません
ましてや内科的な知識はほとんどありません
この時期、自律神経も不安定な時期です
場合によっては血圧が上がり頭痛になるケースも少なくありません
それを我々が単純な肩凝りからくるものだと決めつけ
施術するとたいへんなことになります
施術を受けると血行がよくなりさらに血圧も上昇します
ことによっては命にかかわることも考えられます
こんな私でもある程度自分の施術に自信も持っています
と同時に自分の施術の限界も知っているつもりです
できないことはできませんし
やってはいけないことはやってはいけないんです
私にはわからないことがたくさんあります
でも病院にはそういう状態を調べる施設もあれば知識豊富な専門医もおられます
まずおかしいなと思われたら病院にいくべきだと考えています
自分の状態を客観性のある診察で把握してからのほうが
間違いは少なくなります
実際にお越しいただいて話を聞いたり
少しやってみておかしいなと思ったら
絶対に施術はやりません
絶対にです・・・
気を悪くされるとは思うのですが
後々のことを考えると仕方ありません
ごめんなさいね。。
せっかく来ていただいたのにそのまま帰ってもらって・・・
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コメント
正当なところだからそう考えるのが普通なんだろうけど、健康ランドなんかのマッサージなんかは素人がバイトでやってると聞くから余計危ないですね(^_^;)
投稿: 390X | 2006/03/14 10:50
本当はお医者さんでもクイックマッサージのバイトでも
人の身体に何か加えるときにはその危険性を回避することを心がけないといけないと思います
知識や経験則も重要ですがそういう意識を常に持つことは大事ですし、難しいことなのかもしれません
投稿: ひろ | 2006/03/14 11:18
先日 私の周囲は医療関係が多いと書きましたが
ドクターや看護士。鍼灸師・整体師・接骨師とさまざまなメンバーです。
ドクターにはドクターの限界があるし
パラメディカルにはパラメディカルの立場や限界があります。
みな 「医療事故」には神経をつかってます。
いまや 鍼灸師・接骨師でも
1億円の損害賠償は当たり前ですから
皆 万全を期して 保険に加入し
施術も 最新の注意を払っています。
「転院」「施術中断」だって立派な施術ですよ・・・
あとは 患者さんとのコミニュケーションですね!
気持ちよく・納得して 玄関を出てほしいですものね。
投稿: 冬薔薇 | 2006/03/14 12:47
私たちのほとんどは保険にすら加入できず
しかも保険に入っても掛け金も高く
保険請求もほとんど却下されるという話を聞いたこともあります
そういう面では私たちは「裏家業」みたいなものです(汗
せめて誠意を持って対応するしかないのでしょうね
投稿: ひろ | 2006/03/14 12:56