身体の声
いつも仕事をするときには「身体の声」に耳を傾けます
たいていどこか身体に異変があるときには
動作、姿勢、表情、体温、色、知覚・・・
様々なことがらで異変を知らせようとしています
我々はそれを感じてあげられるかどうかが
一番大切なことだと思っています
「痛いんですけど、冷やしたほうがいいんですか?それとも温めた方がいいんですか?」
こういうことをよく聞かれます
「私にはわかりません」
「冷やして気持ちよければ、冷やした方がいいんでしょう」
「温めて気持ちよければ、温めた方がいいんでしょう」
こういう曖昧な答えをよくします
例外もあるでしょうが
一般的には自分の身体が一番その答えを知っているはずです
偏った知識を振りかざして
「何が何でも冷やさないといけない」とか「温めないといけない」
個別の身体の、個別の状態に対応するときには
決まった答えしか用意していないと
間違うこともあるでしょう
いくつかの選択肢の中から一番いい答えを導き出すのも「判断力」だと思います
流れに逆らって施術しても上手くいったためしがありません
筋肉を縮めたほうが弛緩するのか
筋肉を引っ張ったほうが弛緩するのか
二つの正反対のやり方があります
どちらの理論も正しいと思います
でも身体の声を聞いてみると
必ず答えを言ってくれます
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