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2006/01/25

滑液

我々の関節は二本以上の骨が連結して
運動できるような構造になっています
ところが運動すると熱が生じます
これでは関節の損傷を招いてしまいます
こんなことが起きないようにと・・・
関節にはさまざまな工夫がされています

まずそれぞれの骨の端には「関節軟骨」というのがあり
な関節を滑らかにし、クッションの役割も果たします

それだけではありません
半月板(膝)や関節円板(顎)、椎間板(椎骨)などの部品で
円滑な動きができたり、衝撃を吸収してくれます

いやいやこれだけではありません
関節を包み込む関節包内部には滑膜という膜があり
そこから滑液という潤滑油のような液体を分泌しています
これらのさまざまな機能により関節はスムースな動きをすることができます


ところが無理な運動やケガにより関節内のバランスが崩れ
炎症が起きることがあります
また何もしていないのに・・・
老化現象で、あるいは運動不足でバランスが崩れ
炎症が起きることもあります

「膝が痛くて病院で水を抜いてもらった」
よく聞く話ですね
この「水」が滑液なんです
炎症を起こした膝を守るために滑液をより分泌し
関節の隙間を広げてその症状が悪化するのを防ぎます

ところが水がたまりすぎると膝が膨れ上がり
激しい痛みをともない、動きにくくなります
その状態を緩和するために水を抜いてもらうわけなんですが
元々の原因に対するアプローチではありませんので
その原因が続くかぎり同じことを繰り返してしまうこともあります
「水を抜いてもらうと癖になる」
こう言って水を抜いてもらうことを嫌がる人もいますが
水を抜いてもらうこと自体は悪いことではありません

むしろ炎症を起こしている原因を探し出して
それに対するアプローチも並行して行わないといけないわけです

膝だけの問題ではありません
肩、肘、アキレス腱、骨盤、股関節などでも炎症は起こります
滑液包炎について詳しい説明はこちらをご覧ください
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec05/ch074/ch074d.html

また滑液には「ヒアルロン酸」が含まれているということから
膝痛に対する健康食品などでヒアルロン酸が
含まれたものが多く市販されています
私は専門家ではありませんので多くを語るつもりはありませんが
経口摂取によるヒトでの有効性については信頼できるデータは見当たらない
といわれているそうです
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail573.html
変形性膝関節症のような場合には潤滑油がどうのこうの・・・
という問題じゃないと思うのですが・・・

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コメント

滑液習いました~、多分。
そうかぁ、水が溜まるって、滑液だったんですね!
今のところ溜まらないですが(お金も)、水を抜くことが癖になるのではなく、水が溜まるのが癖になってしまうんですねー、私もなるかな、そのうち・・・・
おかねが溜まってほしいのに。

投稿: コングBA | 2006/01/25 11:22

よく膝に水がたまる状態を説明するのに
「膝の中で火事が起きて、火事を鎮火するのに消防車が来て水をかけているのです」
「あふれた水をかい出しても、火事が消えるまで消火作業は続きます」
・・・とこんな説明をします

膝の中も「火の用心」です


お金はなかなか貯まりませんね
あたしゃストレスが・・・・
溜まることはありません(笑

投稿: ひろ | 2006/01/25 11:47

こんばんわ!
水たまるのが滑液なんですか。
よく、水を抜いたって聞きますね。
私も大分よくなってきたのですが、ちょっと
心配だったので、整形外科にかかりました。
レントゲン、膝と股関節と撮って異常がなく
電気をあてて、湿布を貼って貰いました。
私の場合、どこも悪くないと聞いただけで、
安心してよくなるんですよ。
膝をかばって、足の付け根も痛くなったので。
膝を鍛える運動を教えてくださいました。

投稿: うさうさ | 2006/01/25 21:57

こんばんは。
私は去年の秋に、初めて水を抜いてもらいました。パンパンにはなっていなくて、なんかはれているな~て感じで、、ひざから60CCほどだったかな?薄い黄色の水で、これがにごった感じになるとやばいです、と言われました。運動の後には足全体のストレッチを充分にするように心がけてはいますが、、、

投稿: まきち | 2006/01/26 00:55

うさうささん

膝を鍛える運動としてはいすに座って膝の曲げ伸ばしすることなどもポピュラーです
でも一番大切なことは、痛くなる前に足の筋肉を丈夫にしておくことです

原因さえわかれば怖さも半減しますね


まきちさん

どうやら膝の悪い方が多いようですね(笑

滑液に血が混じったりして濁ることもあるそうです
それは明らかに炎症だけではなく組織が破壊されているということなんですね
同じことを何回も繰り返す方もいますので
二度と膝痛が起きないようにしてくださいね

投稿: ひろ | 2006/01/26 08:09

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