アンバランスのパターン
先日腰痛の原因となるアンバランスのパターンについてお話しましたが
腰部だけではなく首から肩・胸といった上位にもそのようなパターンがあります
「下位交差症候群」を提唱したJandaが「上位交差症候群」についても述べています
この図の通り
僧帽筋や肩甲挙筋といった肩こりの代表格の筋肉と
胸筋群が硬くなり短縮します
それに対して菱形筋や前鋸筋それと首前方の深いところの筋肉が筋力低下すると説明しています
ここでは難しい話はいたしませんが
このようなアンバランスが生じることによって
おなじみの肩こりや猫背のように背中が丸くなったりします
さらには肩の痛みが発生する原因となるようです
「肩が凝った」といわれても
その部分だけに施術をすればいいというわけではありません
「一部は全部につながり、全部は一部につながる」
こんな感じですかな・・・?
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コメント
「筋肉がうまくほぐれない時は、そこだけ攻めてもダメです。別のところに原因があることが多いですから」と
言われるのはこういうことなのですね。
先日の腰痛のパターンとあわせて
ノートをとらせていただきました。勉強になります。
投稿: Tavi | 2005/09/13 23:25
チョッと専門的な話になりますが・・・
まず解剖生理学を勉強して
起始・停止・作用を覚えてください
それからこういったことを勉強したほうがより理解が深まります
土台はしっかり固めておきましょうね(^^)
投稿: ひろ | 2005/09/14 07:51
はい、日々勉強です。
やっと筋肉の名前を覚えたところ・・・起始・停止・作用、どれも重要なことばかり。
頭からすぐにあふれ出してしまって、大して覚えられないので困ってしまいますが、やるしかないですね、がんばります。
明日また、新しい本が来るんですよ、楽しみだなぁ。
投稿: Tavi | 2005/09/15 01:03
まず2次元的に筋肉を覚え
それから3次元的に動きを理解して
最終的にそれらが動いたり、拘縮(凝る)する様を浮かぶようにすれば
おのずと施術ですべきことは見えてくるはずです
お互いがんばりましょう
投稿: ひろ | 2005/09/15 08:25