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2005/06/14

筋膜リリース

よく筋肉を「ほぐす」とか「緩める」という言葉を使います
凝っている筋肉が痛みや不快感をおこすのは皆さんご存知のはずです
だから私もわかりやすいように
「凝ってる筋肉をほぐしますね~」といつも言います

ところが実を言いますと
私がやろうとしているのは単に硬い筋肉をほぐすのではなく
「筋膜」をほぐそうと考えています
「筋膜」?耳慣れない言葉ですね
筋膜とは筋肉を包んでいる風呂敷のようなものなんですが
(こんないい加減な説明で物足りない方はこちらをご覧ください)
ちょうど女性が履くパンストを想像していただくとわかりやすいかと思います

女性なら誰しも経験されたことがあるでしょうが
パンストが伝線するとその箇所だけではなく
伝線がどんどん広がっていきます
これと似たような現象が体に起きると
痛めたところだけではなく
さまざまな箇所にその引きつれが広がっていくのです
その中に包まれている筋肉はその影響を受けて緊張し
またしても硬くなってくるのです

だから単純に一箇所の筋肉をほぐすのではなく
包み込んでいる筋膜の緊張をとらないと
全体がよくならないわけです

「筋膜リリース(解放)」という言葉は
多くの手技療法で使われていて
具体的な方法もそれぞれ違います

しかし最初に痛かった場所から
時間の経過に伴い違う場所に
痛みが移っていった経験はありませんか?
これもひょっとして筋膜の引きつれが
広がっていったのかもしれません

放っておくと大変なことになりますよ~~
ん?どっかで聞いたセリフ?(笑

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コメント

はじめまして。
今日肩こりの治療に行ってきました。
そこの先生とおっしゃってることが同じだったので、
うれしくて、リンクさせて頂きました。
いろいろ勉強させてください。

投稿: sachi | 2005/06/14 23:04

sachiさん  はじめまして。。

一般の方にはわかりにくいことかもしれませんが
「悪いところ=痛いところ」とは限らないようです

また遊びに来てくださいね

投稿: ひろ | 2005/06/15 08:08

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