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2005/04/15

嫌われ者、脂肪の真実

「最近、中年太りでお腹が出てきて・・・」

「いらないものを取ってほしい・・・」

こんな会話をするようになったら立派な中年です(笑

ええ!もちろんこの私も同じセリフを何度か繰り返しました

でもお腹に出てくる脂肪って本当にいらないものなのでしょうか?

私は身体の中にいらないものはないと考えています

たとえ自分の体型を醜いものにしているお腹の脂肪であっても

その存在意義があるからついてくるのだと思うんです

女性であればこの脂肪が腹ではなく

胸についてくれたらどんなにか嬉しいでしょう

あまり中年太りで背中から太ったという人も聞いたことがありません

なぜか?

中年太りの初期段階で脂肪がついてくるのは

たいてい肋骨のないところです

肋骨の役目として心臓や肺などを守るプロテクターとしても役割もあります

しかし肋骨のない腹部では腹筋がその役割を果たしてくれます

腹部には胃腸や肝臓、その他にも重要な臓器があります

外部からの衝撃や熱に対して守ってくれるのが腹筋です

ところが身体中の筋肉が段々落ちてきて

プロテクターの役割を果たしてくれた腹筋が落ちてくると

内臓が危機に晒されやすくなります

それでは具合が悪いので腹筋のかわりに脂肪をつけて

衝撃を吸収するためにお腹から脂肪がついてくるのです

もし腹筋がある程度維持できたら

お腹ばかりに脂肪がつかないのかもしれません

もちろん中年になると基礎代謝が落ちるので

ある程度は覚悟しないといけないかもしれませんけど・・・

みんなが嫌がるお腹の脂肪・・・

筋肉がないから、かわりに内臓を守ってくれているのに

ああ、厄介者あつかいでかわいそう(;´Д`A ```

誰か褒めてあげてください

どうしてもイヤならば脂肪がつかなくてもいい状態にしてあげたら

なんとかなるかもしれません

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