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2005/04/01

ハ~イ ちから抜いてェ~

私はカウンターストレインという技をよく用います
簡単に言うと痛みの取れる姿勢を一定時間保持した後に
ゆっくりと元に位置に戻すと痛みが取れるという技なんです
(ややこしい説明はやめておきます)
これを使うときの絶対条件は脱力状態なんです
つまり力を抜いて、リラックスした状態でないと効果がありません

他の技法を用いるときでもできるだけリラックスしたほうがありがたいのです
ところが慣れた方ならどんなことをするのかわかってますので
力を抜いていただけるのですが
初めて起こしになられた方はそうはいきません
何をされるかわからないので緊張感が漂います
できるだけリラックスできるように
ギャグを織り込みながら施術を進めるのですが(笑
やはり身体は正直です
ほんの少し入っている力が抜けないのです

「ハ~イちからを抜いてくださいねェ~」こう言っても
「えっ?ちから入ってます??」
力を抜こうと思っても緊張した体から力を抜くというのは
実に難しい作業なんです

余談ですが私自身修行時代よく練習しました
後輩の練習台になって施術を受けるときにも
「力を抜いてくださいよ!!」
と指摘されたことがよくありました
「えっ?力が抜けてない??」
私が同じセリフを口にしたものです
あまりかたくなに力を抜かない私に
「そんなに信用できないんですか?ヽ(`Д´)ノ」
と後輩に怒られたので
「うん!!全然信用できない\(^o^)/」と笑いながら答えました

さてさて、こういうときには
呼吸を用いて力を抜いてもらいます
正確にいうと「呼気」つまり息を吐くことによって
脱力状態になることができるのです
そんなに難しいことではないのです
腹式呼吸でゆっくり時間をかけて息を吐きます
そうすると全身の力が抜けていきます

極度に緊張したときに深呼吸するでしょ?
あれと一緒なんです
正直、呼気によってなぜ力が抜けるのか?
医学的な根拠を私は知りません
よかったらどなたか教えてください(^^)

ヨガや太極拳なんかでも呼吸法から教わりますが
余分な力を抜くということが大事なのです
どんなスポーツや運動でも呼吸法で力のコントロールができることは必須です

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コメント

力を抜くのは意外と難しいですね。
抜こうとして力を入れてしまいます。
わたしも深呼吸をしてもらうようにしています。あと、拮抗筋に力を入れてもらいます。
すると目的の筋の緊張が消えます。

投稿: ripple | 2005/04/01 12:41

施術の際に緊張が伴うとかえっておかしくなることも経験しました

相反性抑制を利用するのもよさそうですね
一度試してみます
ありがとうございます

投稿: ひろ | 2005/04/01 16:42

記事、拝借つかまつりまして候・・・。
ありがとうござりました。

投稿: dream | 2005/04/06 18:00

いつでもご自由にお使いくださいませ
利息はそのうちに頂戴に上がります(笑

投稿: ひろ | 2005/04/06 18:39

ゲゲッ・・・。
出世払いにしてね。(個人経営だから出世しないので・・・)

投稿: dream | 2005/04/06 20:17

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