きく
以前「みる」という言葉についてお話しましたが
私たちにとって「五感」というのは大事なことなんです
「きく」という言葉にも何種類かあります
「聞く」英語で言うと「hear」に当たるんでしょうか?
自然と耳に音が入ってくる状態と私なりに定義します
「聴く」これは英語で言うと「listen」に当たるのでしょうか?
自分の意思で耳を傾けるという定義ができそうです
これらの違いは「hear」が感覚動詞で「listen」行動動詞であることです
まあ、簡単に言うと「listen」の方が積極的・能動的で
「hear」は受動的な感じということなんでしょうか?
我々も「触診」のことを「リスニング」と言うこともあります
もうひとつ「訊く」というのがあります
「訊問」(尋問)という言葉を訊くと「取調べ」を思い浮かべます
「身体に訊く」といった表現がありますが
どうしても訊きださないといけないときもあります
いささか怖いイメージが付きまといますが
これも必要なことです
痛みを抱えている人にはいろいろな事情がある場合があります
時と場合によっては親身になってお話を聞いてあげることによって
問題の糸口が見えてくることもあります
「きく」・・・
これを使い分けることができたら施術も「効く」かもしれません
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