先日、熱帯魚の餌を買いに近くのペットショップに立ち寄りました
いつものように熱帯魚や水草を一通りみていると
犬を扱っているコーナーから一斉になきごえが聞こえてきました
何が起こったのかはわからないのですが多くの犬たちが吠えていました
日ごろ犬や猫のコーナーには目もくれないのですが
なんとなく気になってそちらに立ち寄りました
すると一匹の子犬が私に視線を合わせ見つめていました
私もじっと子犬の目を見ていました
だんだんと情がわいてきました
「どうする?アイフル?」
テレビならばこんなBGMが流れてくるのでしょうか?(笑
「いかん!いかん!」
情にほだされそうになった私は慌ててその場を立ち去りました
でも犬を我が子のように可愛がる人の気持ちはとてもよくわかりました
私には独特の動物(哺乳類)に対する考え方があります
私は人に飼われるのを好みません
できる限り自由にいたいという願望があります
その私が犬や猫を飼うのはポリシーに反するような気がします
飼ったとたんに主従関係が成立します
それがあまり好きではないのです
決して嫌いなわけじゃないんです
むしろ一緒に遊んだりするのは好きなのですけど
できれば対等の関係の方がいいとは思うのですが
飼ってしまうとそんな勝手なことも言ってられません
責任持って食べさせて、運動させて、愛情を注いでやらないといけません
できなければ飼う資格はないと思います
最初だけ人間の身勝手で可愛がり、飽きたら放ったらかし・・・
言語道断だと思います
犬や猫は人間のおもちゃになるために生まれてきたのではありません
私にはその覚悟がありません
どういうわけか私の周りには犬好きな人が多いのです
客観的に見ていると面白いですけど・・・
犬に対しては並々ならぬ愛情を注いでおられます
こういう人こそ犬を飼う資格があるんだなと思います
しかも犬は飼い主に対して何もしてくれません
もちろん犬が人を癒してくれるというのはわかりますが
犬が主体的に癒してやろうと思っているわけではありません
それにもかかわらず無償の愛を提供しています
心の広い人だと思います
ただ思うのはその心の広さを
人間に対して見せられるかというと少し違うようです
仮にその人にとって有益な人であったとしても
犬のように素直には愛情を注ごうとはしません
犬が相手なら仲良くなれるのに
人間が相手だったら上手くいかない
不思議です・・・
もしそれができたら争いなんて
すぐさまなくなると思うのに・・・
人間の心理って複雑ですね
最近のコメント