ぎっくり腰と腰方形筋
学生のころバスケットボールをしていて
ジャンプ一番リバウンドボールをキャッチ
ジャンプしたそのまま腰をひねりシュート!
見事にゴールを決めました
「やった~決まった!!」「カッコイイ・・・」
自分のプレーに酔いしれながら着地したその瞬間
『グキッ!!』鈍い音とともにその場に倒れました
しばらく動くこともできずそのままリタイヤ・・・・
「かっこ悪い~」「惨め~」
腰を抑えながら家路に着きました
これが私のぎっくり腰初体験です
それ以来体調が崩れると右の腰がシグナルを出してくれます
長~いお付き合いになってしまった腰痛
その原因が腰方形筋です
腰方形筋は骨盤の頂上付近から第12番肋骨についていて
途中第1~4の腰椎にも付着しています
もともと体を横に曲げる(側屈)ための筋肉なんですが
どうやら無理な体勢でシュートしたときに痛めてしまったようです
この筋肉は単に体を横に曲げるだけではなく
骨盤や腰椎を安定させる働きもあります
ちょうどつりバンドのように骨盤を上から釣っているような状態なのです
しかし反面、骨盤が歪んだり不安定な状態にあるときストレスを受けやすい筋肉ともいえます
ぎっくり腰で来られた方の腰方形筋を触ると
「痛てぇ~ッ」と叫ばれる方もいます
そういった方はおそらく腰方形筋に傷があると思われます
治るまでにけっこう時間がかかるんですよ・・・この場合
しかも傷ついた筋肉は我々ではどうしようもなく
時間薬で修復を待つしかありません
一般的にそうなりやすい方は左右どちらかの腰方形筋が硬くなっている場合がほとんどです
立ち上がって手を上に上げて体を横に曲げてみてください
左右どちらかの動きが悪くはないですか?
どちらかにツッパリを感じたら要注意です
痛めるまでは軽いストレッチが効果的です
毎朝やることによって悲惨な結果にならなくてもすむかもしれませんよ
でも寒い時期なので無理は禁物です
ゆっくり少しずつやらないとかえって痛めることもあります
・・・・ご注意を
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