支えになった言葉
今日は自分自身にとっても耳の痛いお話を・・・・
私のような整体師は特に国家資格を持っていろというわけではなく
あくまでも民間療法における認定というのが存在根拠みたいなものです
極端な話をすると、整体関係の本を一冊読んだだけでも整体師を名乗ることもできます
反対に熱心な方になると普通に修行・勉強なさってたのに飽き足らず
医学部に入ってもう一度勉強なさる方もいらっしゃいます
ホントすごいことだと思います
逆にお医者様が整体の勉強をされるケースもあります
人それぞれというか、ピンからキリまでというか・・・・
いろんな方がいらっしゃいます
もし皆さんが整体を受けられるときにそういう熱心な先生に出会うことをお祈りします
この仕事の携わる方に共通したことがあります
それは・・・・大きな声ではいえませんが・・・・
みなさんプライドが高いようなんです
レベルの高い、低いにかかわらず、それぞれがプライドを持って仕事をしています
むしろ自分の仕事にプライドを持てなくてできる仕事ではないかもしれません
かつて先輩からこんな話を聞いたことがあります
「この仕事は一度やったらやめられない」
「白衣を着て施術したとたんに先生と呼ばれるから、プライドがくすぐられる」
「たとえどんなにへたくそな整体師でも・・・・」
この話を聞いて考えさせられました
私も患者さんからは『先生』と呼ばれます
少なくとも私より社会的地位が高いかたでもウチに来られたら
私のことを『先生』と呼ばれます
この言葉に騙されて自分を見失ったら、私もそれまでの人間なんでしょう
私自身決して『偉い人間』ではありません
もっともっと勉強をしないといけない普通の整体師です
ウチによく来られてた患者さんとその話をしたことがあります
するとその患者さんは
「男が仕事をするのに、自分にうぬぼれることができないでいい仕事ができるわけがない」
といわれました
またしても目からうろこが落ちました
プライドが持てるだけのことをして仕事をしろ・・・・ということなんでしょうね
しかしそのプライドで自分を見失ってはいけない
毎日毎日、いろんな方と出会い、いろんなお話をして
少しずつ成長していけたら・・・・
何年か後に、どんな自分になっているか楽しみです
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