不思議な力
オステオパシーの技術で内臓マニュピレーションというのがあります
弱った内臓の動きを正常化するための技です
内臓の上に手を当てて微妙な力で内蔵の動きを誘導するものです
しかしその技は非常に微妙な力具合なので手を内臓の上に当てているだけのようにも見えます
これがなかなか効果的でしばらく続けていると内臓が動き出し
ゴロゴロっとお腹が鳴ることもあります
それと弱って動きの消失した内臓は当然のごとく血液の流れが悪く冷たくなっています
そこに私の手が乗るものですから患者さんは私の手の温かさに驚かれます
「エネルギーかなんか出てるのですか?」
とよく聞かれます
そりゃそうでしょう・・・・
冷えたお腹に温かい手が乗ればびっくりするほど温かく感じるものなのです
「いや~私は特に超能力は持っていないんですけど・・・・」
そう笑いながら答えるしかありません
もちろん私の体温が高くてそれが温かく感じるのですから
ある種の熱エネルギーが放出されていることには間違いないのですが・・・・
中にはそのように信じ込まれる方もいらっしゃって、苦笑いすることもあります
以前もウチに来られた患者さんがお知り合いの方に紹介してくださるときに
「手をお腹の上に当てているだけで治った」といわれて
それを聞いた方が「それから拝んでくれるのか?」
と聞き返されたそうです(笑
それを聞いた私は笑わずにはいられませんでした
私は普通の人なんですけどねぇ(笑
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