体の痛みをとるためには
ウチのHPでも申し上げていることなんですが
施術といっても体の悪い部品を取り替えるわけではありませんので、基本的に自然治癒能力を高めるのが目的なので患者さん自身の普段からの日常生活も大きなウエートを占めます
やはり来られる方の多くは体力不足・運動不足の状態です。
我々の施術によって一時的な痛みの軽減・緩和はなされても整体で体が鍛えられることはありません
(もしできたらスポーツ選手はトレーニングの必要はないでしょう)
また若返ることも当然できません(願わくば私も20代の体の戻りたい・・・)
でもやはり体の痛みを訴えられる方の原因の多くは日ごろの運動不足ないしは老化現象であるのが現実です
老化現象も止めることはできませんが、そのスピードを緩やかにすることはある程度可能です
それもやはり軽い運動(オリンピックが目標の方は別として)が必要です
筋肉や骨は使ってる間は機能します。また新陳代謝もします
ところが10代→20代→30代→40代→50代→60代→70代→80代→90代・・・・
と年齢が上がるにてれて知らず知らずのうちに動く量・質がだんだん減り、すなわち動かさない筋肉や動かさない関節の可動域が増えていきます
人間の体は不思議なもので使うと発達しますが、使わないと弱ってしまいます
そうです!心当たりがある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
要するに体は使わない部分を自らリストラしていくのです きびしいですね
なぜならば体の活動に必要不可欠な酸素や栄養素はよく働くところにこそ送られるからなんです
年々体が吸収できる栄養素も減少していきます
体のあちこちから「酸素をたのむ~」「栄養素を送ってくれ~」と催促が来ますが、限りある資源をどこに送ろうかと悩んだ結果、「それじゃあ よく働いてくれるところに送ってやろう」ということで日常からがんばってるところに酸素や栄養素を送ったのはいいのですが、悲惨なのは見放された体の部分はしだいしだいに痩せ細り、硬くなり、ついには痛みまででてきます
そうです!運動不足や老化現象からくる体の痛みは自らリストラしてるようなものなのです
これではたまりませんね
イヤちがう!私はよく働くから痛みが出たゾ!っておっしゃる方もおられることでしょう
ご苦労様です でも悲しいかな運動の仕方によっては痛みも出ます
スポーツしすぎの方、働きすぎの方それぞれ運動はやりすぎると当然疲れます
疲れると乳酸値が上がり筋肉は硬くなります
ある程度まででしたら睡眠をとることによって解消しますが、これが体の許容範囲を超えた場合、ジワジワと蓄積してしまいます
とくにお仕事や家事など毎日同じ動きを強いられる方は偏った体の使い方をなさってるので体のバランスが崩れるのは、ある意味仕方のないことかもしれません
だからこそ違う体の使い方(運動)をしていただきたいのです
それによって体のバランスを整え正常な体に戻すことが一番です
でも腰が痛くて、肩が痛くて、体がだるくて・・・運動なんかやってられないョ
という方もおられることでしょう
だからこそ我々がいるんじゃないですか!
ウチではもちろん痛みをとって差し上げることが一番の仕事です
でも痛みが消えて喜んでお帰り頂いても、痛みの原因となった日常生活が変わらない限り、また同じことを繰り返すのでは、ウチにお越しいただいた意味も薄れます
ウチでは単なる施術だけではなく、なぜ痛みがでだしたのか?本当に悪いところはどこなのか?(実際、痛い場所と原因になる場所は異なることも多いんです)それではどうしたらいいのか?
そんなところまで掘り下げて痛みに立ち向かったいきたいと考え、実行しています
「とりあえず痛みをとればそれでいい」というのではなく痛みの根本原因から解決して毎日快適に過ごせてはじめて「治った」といっていただきたいものです
・・・・といったことをいつも申し上げています
そうですよ!自分の体は自分で治す・・・・
これが基本だと思います
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