手が上がらない!!(五十肩)
・・・・といってこられる方も多いのです
日本では「五十肩」とか「四十肩」と呼ばれています
専門家の間では「肩関節周囲炎」とも呼ばれています
欧米では「フローズン・ショルダー(凍結肩)」なんて洒落た?名前で呼ばれています
余談になりますが、「ぎっくり腰」も欧米では「魔女の一撃」という呼び方をされます
私だけでしょうか?欧米のほうがネーミングが粋な感じだと思っているのは・・・
話を元に戻しますと・・・・
一般的に老化により、肩関節周辺の筋肉が硬くなり、関節の隙間が狭くなり
周辺筋肉に炎症が起きるといわれています
(ただしこれには色々な説があります)
詳しく知りたい方はここをご覧ください
難しい話はさておき、実際の現場で見ていると
必ずしも「五十代」の方だけとは限らないようです
むしろ私個人の印象でいうと六十代の方のほうが「五十肩」の症状を訴えられるケースが多いようです
もともと「五十肩」というネーミングは1800年頃につけられたそうで
その当時の平均寿命は3~40代でしたので
今のご時世に合ったネーミングかといえば疑問は残ります
また老化現象というのは5~60代になって急にくるものではなく
20代後半から徐々に老化してくるわけですから
中には痛みは出ていないものの30代後半から肩関節の動きが悪くなっておられる方もお見受けします
先日も「閾値」についてお話しましたが
ここでも同じことが言えそうです
どうですか?皆さん・・・腕は上がりますか?
腕を上げて耳についたら合格です
ウチでよくあるパターンなんですが・・・
腕をあげてもう少しで耳につくというときに
ヒョイと首を曲げて耳を腕のほうに持っていかれる方もいます
・・・・・「じゃあ 反対側を上げてみてください」
というと同じようなことをしてしまいます
・・・・・「それじゃ~両方同時に上げてみてください」
というと「あれっ?さっきは耳についたのに???」
と不思議がる方もいます
「代償運動」といって目的の動作ができない場合に代わりに別の筋肉を動かして
目的の動作を遂行しようとする自然な行為です
さあ皆さん用意はいいですか?
両手同時に上げてみましょう
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