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2004/08/31

生きているということ

「身体のケアー」とは
食事をして栄養を取って
睡眠をとって身体を休めて
そしていい運動をすること・・・・

と前回の締めくくりに申し上げました
つくづく当たり前のことだなぁ~ と自分自身でもあきれてしまいます(笑
しかし皆さんホントにこれができていますか?
私自身でも???の生活をしています(笑

「食事をして栄養を取る」
何のためにするのか?
当然身体活動に必要な栄養素の補給に他なりません
従って、美食をするとか、いっぱい食べるということではありません
飽食の時代でいいもの(贅沢なもの)をとりすぎて
かえってバランスの悪い食生活をなさっている方も多いのではないでしょうか?
健康診断を受けて「悪玉コレステロールが多いですね」と指摘を受けて
慌てて食生活を見直している方はいませんか?
あくまでもバランスのいい食生活が大事なのです


「睡眠をとって身体を休める」
一日働けば疲れます
お医者様でも草津の湯でも、睡眠に勝る治療法はない・・・
大げさな言い方をすれば体は寝ている間に治ると申し上げてもいいでしょう

よく「寝られないんです」という声を聞きます
中には睡眠導入剤を服用して無理やり眠る方もおられます
これ自体、交感神経と副交感神経のバランスを損なっている証拠です
精神的なストレスにより体調を崩す肩も少なくはありません
眠れないことはそれだけで大変危険なことなのです
眠っている間に脳と肉体の疲れが取れます
眠れないということは毎日少しづつ疲労が蓄積し
いずれは身体に何らかの症状、障害が出てくることもあります


「いい運動をする」
これが足りていない方が一番多いのではないでしょうか?(私も含めて)
「毎日一生懸命働いているゾ!!」・・・お怒りの方もおいでかもしれません
しかし「いい運動」とは単に体を使うということではなく
筋肉の伸長をいいます
つまり体中の筋肉を伸ばしたり縮めたりすることです
ラジオ体操・ウォーキング・太極拳・スイミング・ヨガ・・・
色々あるんですよ

できればスピードの早くないゆっくりした動きのほうが有酸素運動になり効果的です
スピードが速すぎるとケガをしたり心臓に負担がかかるので私はあまりお勧めしません
ここではあくまでも健康に生活する目的ですのでリスクの伴う運動は「いい運動」の範疇には入りません

「どんなスポーツをしたらいいですか?」という質問をよく受けます
決まって体に自信のある若い方です
私はあえてスポーツはお勧めしません
どうしても無理しすぎてケガをしたり場合によっては心臓に負担がかかりすぎて・・・・・
なんてリスクがあるからです
もしスポーツをする場合は自分自身の体のことをよく理解して無理しすぎないこと!
これが絶対条件になります

3~40代になっても気持ちだけは1~20代のつもりでやって
動かない体を昔取った杵柄で・・・・
はっきり言ってこれが一番危ないのです
だから準備運動を十分にして無理をしない程度で楽しんでいただければ幸いです

どうしても家事や仕事中の体の動きは一定の筋肉を一定の方向にしか動かさないケースが多いのです
だから人よりも働いているからといっても「体にいい運動」をしているとはいえないのです
仕事を長い間するためにも「いい運動」をして体を万全の状態に維持しておくのも職業人としての勤めではありませんか?


「食事・睡眠・運動」これらのバランスが整ってこそ健康を維持できるものだと考えています
この際だからはっきりいっときますけど・・・
「これさえ食べたらこの病気は吹っ飛んじゃいますよ!!奥さん!!」
いつも首をかしげながら、楽しく拝見しています(苦笑

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2004/08/30

痛いということ・悪いということ

「どこが痛いですか?」と尋ねると
「〇〇が痛いんです」必ず答えがかえってきます

「じゃあ、こちらはどうですか?」と反対側を尋ねると
「そっちは悪くありません」と大抵の方はお答えになります

ところが実際触ってみると痛くないはずの所も悪い場合が多いのです
例えば、腰痛なんかでは「右の腰が痛いんです」と訴えられて
触ってみると、確かに右側も悪いのですが
痛くないはずの左側も相当筋肉のハリが認められます
もちろん左右比べてみると右のほうが悪いわけなんですが・・・

これはどういうことかというと
痛みを感じる為には神経に一定以上の刺激が必要なのです
そのボーダーラインを「閾値」(いきち)と呼びます
神経というのは一種の電気信号で作用します
つまり「ON」か「OFF」かの状態しかありません

だから「痛い」という状態は「ON」の状態になったというわけなんです
ということは「痛い」という状態に至らない「悪い」状態というのもあり
これは本人にとってきわめてわかりにくく、見過ごされがちです

あっ!そうそう・・・
じゃあ 「少し痛い」のと「かなり痛い」のはどうなんだ?
こんな疑問を感じたあなたはエライ!!(笑

それは閾値を越えた箇所の量的な問題なんです
神経というのは実に細かく各所に行き届いていて
患部周辺でも閾値を越えていないところと、閾値を超えているところに分かれます
この痛みを感じる箇所が増えれば増えるほど痛みが増すわけなのです


はてさて話が長くなってしまいましたが
ここで一番申し上げたかったことは
突然のケガで痛みがある方を除いては・・・
疲れた・運動不足・老化現象などの理由で痛みがある方は
一箇所だけが悪いのではないということです

例えば老化現象にしても一箇所だけが老化してあとは若いなどということはないということです
痛みを感じていないところでも知らず知らずのうちに弱ってきて
最終的には痛み出すわけなのです

願わくば痛みの出ないうちに予防しておくことが重要なのです
痛くないうちでしたら比較的早く元に戻りやすいと思います
普段からのケアーしていれば痛みも出にくいですョ

別に痛くもないのに「整体」に行けってわけじゃありません(笑
「ケアー」とは・・・・・
食事をして栄養をとって
睡眠をとって身体を休め
そしていい運動をすることです

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2004/08/29

一番難しいこと

毎日何人もの方がいろいろな症状を訴えてこられます
「なんとかしましょう」とばかりに悪戦苦闘・・・・
当然「なんとかする」ことは難しいのですが
私が仕事する上で一番悩むのが
本当はどこが悪いかを見極めることです

矯正法はいろいろな方法があるのですが
見当違いなところを施術していても事態は改善しません

患者さんが訴えられるところだけではなく
その結果を作り出している原因を見極めることができたら
効果が格段に上がると思っています

我々の仲間内でも「上手い」「下手」という言葉をよく使います
これは単に「技術が上手い」だけではなく
患者さんの体の見極めができるか否かも重要な要素だと思います

・・・もっと「上手く」ならなくては

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2004/08/28

台風と身体

大型の台風16号が接近してきました
こちら(大阪)のほうでも朝から天候がすぐれず、風も強くなってきました
こういうときは患者さんが無事に着いて、無事に帰れるかどうかが心配になります
せっかくお越しいただいても万が一怪我でもなさったらそれこそ大変なことになります
いつも台風のひどいときにはこちらからご連絡して
お越しいただくのを見合わせるようにお伝えすることもあります

さて台風の前後には必ずといっていいほど体調を崩してこられる方が多くなります
よく天気の悪い日は体調が優れないといわれます
これは気圧が下がると空気中の酸素濃度が減ることに起因します
酸素は身体活動には必要不可欠なものであり
その酸素が不足すると副交感神経が優位に立ち
身体活動を制限するからだと説明されています

簡単に言うと身体が眠った様な状態になり
シャキシャキ動けない・・・いわば寝ぼけたような状態になるということです

普段から身体の調子がよければそんなに気にならないのですが
体調の悪い方は余計に身体がだるくなったりするわけですね

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2004/08/26

中殿筋は曲者?

前回大腰筋のお話をしましたが
大腰筋が足を上げる筋肉であれば、その反対の動きが足を後ろに引くのが殿筋群
その中でも中殿筋は主に足を外転(外に広げる)する作用があります

腰痛を訴えてこられる方の多くはその周辺の筋肉が弱っているケースがほとんどです
当然のように中殿筋も固くなってしまっている場合が多いです

中殿筋は骨盤(腸骨翼の外面)から大腿骨(の大転子)についています
これが硬くなると大またで歩くときに引っ張るような感じがします
当然筋肉が硬くなるときは縮んでしまいますから
結果的に骨盤を引っ張ってしまう場合があります
俗に言う「骨盤がずれている」という状態になってしまうわけです
(もちろんどれだけが原因のすべてというわけではありませんが)

骨盤がずれることにより腰痛を引き起こす場合が少なくはありません
前回お話した大腰筋とセットで悪くなる方がほとんどなので
気をつけてくださいね

・・・といってもどうしたらいいか?
はいそうですよ! 歩けばいいんですよ
「またかいな!」・・・まあ そうおっしゃらないで頑張ってください(笑

そうそう女性の方に・・・
殿筋群が衰えるとヒップが垂れ下がってきますよ
自分が該当するか『尻』に手を当てて考えてみてください(笑

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2004/08/24

大腰筋を鍛えましょう

最近オリンピック漬けになってしまっているようです
オリンピック選手のみならず、一般人でも大事なのが大腰筋
主に腰椎(腰骨)から骨盤の内側を通って大腿骨(足の骨)についている筋肉なのですが
その作用としては、太ももを上げたり、上体を屈めたり(腰を曲げる)することがあります

しかし最近これらの筋肉は大変注目されていて
スポーツ選手においては身体を安定させたり、足が速くなったり、基本的な運動能力にかかわる筋肉として重要視されています
また腰痛を訴えられる方のほとんどが大腰筋になんらかの異常が認められます
高齢の方が腰が曲がってくるのも大腰筋の仕業だと考えています

「大腰筋をきたえましょう」っていったいどうやったらいいのかって?

簡単なことです!大腰筋を使えばいいのです
つまり膝を上げたり下げたりすると大腰筋はある程度鍛えられます
もうお判りですね・・・そうです
歩けばいいのです
できれば少しだけ大股で

中には「大腰筋ダイエット」というのまで出てきています
その理論には正直???なのですが
結果的にはウォーキングをすることによって理想的な体型になられてる方も多いようです

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2004/08/23

野口選手おめでとう

昨夜はマラソンに釘付けになりました
代表選考ですったもんだがありましたが
あの奮闘振りを見ていると充分納得させられてしまいます

しかし彼女たちのスタミナはすごいもんですね
筋肉には赤筋と白筋という種類があって
赤筋は持久力のある細胞で、白筋は瞬発力のある細胞といわれています
マラソンランナーが赤筋が多いのはいうまでもありません
もともと持って生まれた才能というのは筋肉の種類という要素があります

どうも仕事柄オリンピックをみていても筋肉の質や、関節の可動域が広い・・・
こんな所ばかりをついつい見てしまって
肝心の結果がどうなったか覚えていないこともしばしばです
寝るときに、結局誰が勝ったんだったかな???
いったい何のために見てるのやら・・・(笑

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2004/08/20

いい汗かいてますか?

お盆休みも終わり日常生活に戻られた方も多いようです
しかしこんな時期に体がだるくてやる気が起こらないという方が増えています
どうも内臓の調子が悪いんですかね?
悪いといっても「病気」という状態ではないようですが
内蔵を含めた体がいまだに盆休みを取っておられるような方が毎日何人もおこしになります

「夏バテ」というやつでしょうね
こんなときは、ごく軽い運動をすることによって解消するに限ります
気合入れてやりすぎるとこれまた大変なことになることもありますので
20分程度のウォーキングがお勧めです
「なんだ!つまらない」とおっしゃらないでください
軽く動くことによって、汗をかき体の機能を元に戻すだけで充分なんです

内臓も揺さぶられ血液も回ってきます
以外に体がスッキリしたという方もいらっしゃるはずです

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2004/08/19

申し訳ございません

オリンピックで野球を見ていると日本がオーストラリアに完敗を喫しました
キューバに勝ち気勢があがっていると思いきや悔いの残る負けでした

仕事を終えて帰ると安藤が打たれているではありませんか・・・
しかも9回にはオーストラリアの押さえの切り札はウイリアムス
先頭の藤本は四球で出塁したもののあとはピシャリ

阪神ファンの私としては複雑な思いで試合終了を見ていました
日本国民の皆様にお詫びしたい気持ちになりました
「ウチの選手がすんません」
阪神のオーナーに成り代わりましてお詫び申し上げます

試合終了後、中日VS阪神の試合を見たらこれまた完敗

う~ん トリビア観て早く寝ましょ(涙

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2004/08/18

スポーツと障害

もうどのチャンネルを見たらいいのかわかりませんね・・・
高校野球にオリンピック・・・腹は立つけどやっぱり気になるタイガース(笑

全部見たいのはやまやまですが仕事もあるし、寝ないといけないし、テレビ観ないといけないし、ご飯も食べないと・・・
からだが2つほしいです・・・そうなるとテレビももう一台必要になってきます(笑

毎日アスリートたちはすばらしいパフォーマンスを披露してくれますが
その影で、今までの練習があってこその話です
ウチにもスポーツ選手がきます
人ができないことをやる為に血に滲むような努力をしています
しかし、当然のごとく人の体の限界に近いことを毎日繰り返し練習するわけですから
身体も限界を超えてしまいます
そうして「ケガ」をしてしまいます

「治してください」そういって彼らはやってきます
「休んだら治る」と私は言います
当然「休めない」と彼らは言います

矛盾してるんですよ
休んだら自然に治るのに無理するから余計に悪くなる
気がついたらそのスポーツができない
大好きで仕方なかったスポーツができないんですよ
だから「休む勇気」はもってほしいものです

我々の立場ですとどうしてもこういう考え方になってしまします
選手の気持ちもわからないではないんですが
将来のことを考えるとどうしても止めてしまいます

「治してほしいからきてるんです」
といわれると辛いです
しかし「私は魔法使いではないので、そのケガが今すぐ治って、すぐにプレーできる呪文を知らない」
といってしまいます

たとえどんな名医だったとしても、「ブラック・ジャック」でも今すぐに膝の擦り傷を治すことはできません
人の体が治癒するには相応の時間が要るのです

「根性」がないとスポーツはできません
「巨人の星」「あしたのジョー」「アタックNO.1」で育った私らの世代にはよくわかります
でも「根性」だけではケガはよくなりません
自分の体と正しく向き合ってより効率的にケガを治していただきたいものです


私はよくいいます
「身体を動かしすぎた人は休んだら治るし、動かさないで衰えた人は身体を動かさないと治らない」
結局身体を治すのは自分自身なんです

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2004/08/16

Uターンラッシュ

お盆休みもそろそろ終わり
遊びつかれて帰ろうと思ったら車も電車も大混雑の模様

ウチでも盆とそのあとは毎年忙しいです
お休みになるとどうしても普段と違う動きをしてしまいます
それば原因になって体調を崩す人もちらほらとおいでです

また仕事にしてもしばらく休んで身体がなまっているのに頑張りすぎる方もいます
普段から軽い運動(ラジオ体操なんて最適です)をしておくことによって
夏の後半の体調不良を防ぐこともできます

いいことなのか?悪いことなのか?
次の週末はそれを見越してもう予約で一杯です

さて、みなさんどんな身体でお見えになるでしょうか?

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2004/08/15

感動しました

家に帰ってのお楽しみはオリンピック中継
やりましたね!谷亮子選手
大きな怪我の中でよくあれだけのことが出来るものだと感動します
本当に必死でやった人だけに許される涙は人々の心を引き込みますね

スポーツは自分自身でやってこそ楽しいものだと思いますが
あれだけの感動ができるからこそ他人のするスポーツを観戦するんだと思います

だからお願いです!
もっともっと感動させてください
最近プロ野球の話題なんかは商売として儲からないから再構築するとかなんとか・・・
なにをかいわんや・・・です

私が子供の頃、選手たちの活躍に胸を躍らせました
村山が長嶋から三振をとる、また長嶋が村山からホームランを打つ
近鉄が優勝を逃した10・19もはっきり記憶しています
勝っても負けても感動しました

利益の為だけに選手をかき集め、看板選手同士の対決をなくし、今度は学生相手に200万円渡したとか
どこをどうやって感動しろと言われるのでしょうか?

プロ野球からスポーツ本来の感動をなくさせたのは誰なんですか?

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2004/08/13

弟子は取らん!

長いことこの仕事をしていると、いろんな方にめぐり合うことが出来ます
それは患者さんだけではありません

数年前に一度某新聞に載ったことがあります
その反響はすさまじく遠方からお越しいただくきっかけにもなりました
ところが中には凄い大先生と勘違いされて「弟子にしてほしい」というお申し出もありました
やんわりとお断りしましたが、人に技術を教えるということは大変エネルギーのいることでして
責任もって教えてその方が一人前になるまで指導するというのは大変なことです

それと修行中は稽古もしないといけないのですが、ある程度のレベルになると
当然の欲求として患者さんに対して施術したくなります
ただウチの整体院にお見えになる方は少なくともそういう方の練習台になりに来ているわけではありません
だからそういう方に施術させるのは問題があります

複数の施術者のいる治療院では施術する方によってレベルの違いがあり
望まない先生に当たったときは嫌な気持ちになるというのをよく耳にします

私自身も、一人の方を何度も何度も施術しているうちにようやくその方の身体が理解できるときも多いのです
つまりやるほうもコロコロ代わるより一人で施術したほうがしやすいのです

出来る限りマイペースでやっていく信念みたいなものもありますし
多分今後も一人で仕事していくと思います

・・・一人のほうが暇なときに昼寝もしやすいという本音は伏せておきましょう(笑

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2004/08/12

ギリシア アテネ

気づきませんでした・・・
もうオリンピックが始まっているなんて・・・
今朝新聞を見たら、勝ったんですね「女子サッカー」

それでは私もギリシアの気分を味わう為に
ギリシアの民俗音楽をば楽しみましょう
ギリシアの音楽で有名なのは映画の主題曲にもなった「日曜はダメよ」
弦楽器ブズーキの音色が美しく
最近では『キリン一番絞り』で佐藤浩市さんが出てるCMのバックでも流れてますね

ニッポン!チャチャチャ!

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2004/08/11

歩こう!歩こう!私は元気~

いつも人には「歩いてくださいね」「運動してくださいね」
毎日毎日同じことを繰り返し言う割りに
当の本人がさぼり気味・・・

日ごろの運動量が足りなくなるとすぐに息が上がりやすくなり
疲労感も増してきます

またここら辺でねじを巻きなおさないと
秋になったらへばる可能性大・・・
そう自らに言い聞かせ、何とか頑張って歩いています
やはりやってみると体の軽さが違います

なんといっても家に着いてフロで汗を流し
そのあとのビール・・・・
やめられまへんなぁ~(笑

・・・私がオヤジであることを認識する唯一のときです

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2004/08/10

夏の日の恋

先日も書きましたが最近BGMにはまっています
よくCDショップやレンタルCDで物色しています

ありがたいことに私の趣味を知った患者さんがCDを貸してくださることも増えています
それぞれ皆さん趣味が違うのでいろいろなCDに出会うことが出来ます
昨日もある患者さんが映画音楽のCDを持ってきてくださいました
最近の映画は見ていないんですが古い映画は好きなのでこのジャンルのCDは結構好きなんです

「カサブランカ」の「As time goes by」なんかも渋くていいですね
「ティファニーで朝食を」オードーリーが歌う「Moon river」は可愛らしくて印象深いです
この暑い季節には「夏の日の恋」はぴったりですよね
流れるようなリズムに酔いしれて・・・・
って、酔いしれている場合じゃない! しっかり仕事しないと(笑

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2004/08/09

暑い!暑い!

「こんにちは」のかわりに「暑いですねェ~」というのが挨拶になっています
言わなくてもわかるのですが、言わずにはおられないというのがホントのとこなんでしょう
私とて一日のうちクーラーのお世話になっている時間のほうが長いので
あまりえらそうなことを言えた義理ではないのですが
あまりクーラーに頼った生活をしていると体温調節機能が低下し自律神経に異常をきたす場合もあります

あまり体を動かさないでいるとかえって体がだるく感じたり、やる気もなくなったりした経験はありませんか?
そういう時は激しい運動ではなく、軽い運動を20分程度すると体のだるさが取れてスッキリします
私の場合家から職場まで20分程度歩いています
あとは軽く柔軟体操をするだけです

そうするとぐったり疲れたような体がようやく動きだし、軽くなってきます
これは軽い運動をすることによって血液の流れがよくなるからです

夏の暑い時期ですからあまりハードな運動はかえって体調を崩しかねませんので
オリンピックを目指してらっしゃる方以外は気をつけたほうがいいと思います(笑

いい汗をかいて心も体もスッキリして一日を過ごしたいものです

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どうして腰が痛いの?(その2)

前回はごく一般的な原因による腰痛についてお話しましたが
腰痛原因で次に多いのは「内臓」に起因するケースでしょう

もちろん疾病による場合もありますが、病院にいって検査してもらっても「異常なし」と診断されたのに
私が触っていて内臓が原因だと感じられることも少なくありません
いったいどういうことなのでしょうか?

「病気」という状態は何らかの症状があったり、検査でも異常が見つかったりするのですが
ところが何もない健康な状態から、「ハイ 今から病気になります」というような具合で
スイッチが入ったがごとく瞬時に「病気」になるわけではありません
つまり病気になるまでのプロセスがあると考えています

東洋医学では「未病」(いまだ病にならず)という概念があります
これぞまさしく「病気」ではないが「調子がよくない」ということです
言い換えれば内臓が疲れていると考えていただいてもいいかもしれませんね
あまり突っ込んで内臓のお話をすると、私は専門家ではないので馬脚を現しそうなので、サラっと流しておきますが(笑
あくまでも内臓疾患については内科のお医者様にかかることをお勧めします
(病気の早期発見、早期治療は大原則です)
ここでは「疲れている内臓」についてお話させていただきます

内臓といってもいろいろな内蔵があります
その中でも腰痛に一番関連する(一番多い事例)のはやはり、「胃腸」でしょう
胃腸がすぐれないといっても癌や胃潰瘍のことではありませんのでご注意を!
くどいようですがそのような心配がおありの方は内科を訪ねてください

「お酒は飲まないんですけど」「暴飲暴食はしてないんですけど」というセリフをよく聞きます
胃腸は暴飲暴食だけで疲れるわけではありません
ストレスで胃腸が痛めつけられるのは皆さんご存知かと思いますが
意外に多いのが「天候気候の変化」による場合です
皆さんが気づかないうちに胃腸がこった状態になっていて胃の裏(背中)を触るとカチカチになっている場合があります
お恥ずかしい話ですが私自身、昔から腸が弱く、チョッと疲れたり、気候が変わると具合が悪くなります
そんなときは決まって右の腰が重だるくなりほっておくと腰痛になるときがあります
お断りしておきますけど、こんな仕事をしていても疲れるときは疲れます
腰痛の治療をしているから腰痛にならないとお考えの方がおられたら、それは大きな間違いです!(笑
私だってしんどいときは知り合いのとこで施術を受けます
なにかいいわけがましくなってきましたが・・・

話をもとに戻しますと、女性で多く見られるのは「足のひえ」からくる場合です
天候気候の変化だけではなく、夏場のクーラーが原因となる場合もあります

胃腸の具合が悪くて腰痛になる場合特徴的なことがあります
それはちょうど胃の裏側(胸椎の7番あたりから腰椎の1~2番まで)にきついコリがあります
また、おなかを触ってみるとそのあたりだけかなり冷たいのです
つまり胃腸付近の血液の流れが悪くなって冷えてしまっています

こんな場合腰に対する矯正はもちろんいたしますが
あの手この手で胃腸にアプローチして、胃腸の動きを正常化する方法を試みます
おそらくこんな場合に腰に対する矯正をしても根本原因が是正されない限り
またしても腰痛は再発すると思います

いずれにしても腰の痛みはその原因を見つけることが解決に際して重要ですね

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2004/08/07

どうして腰が痛いの?(腰痛の原因)

うちの整体院にこられる方で一番多いのは腰痛
しかし、一口に腰痛といっても原因はいろいろとあります
老化現象、運動不足、働きすぎ、内臓疾患…数え上げたらキリがありません
中でも一番多いのは「老化現象による腰痛」と「運動不足による腰痛」でしょう
この二つの原因は密接に関係しているといってもいいでしょう

二十歳前後をピークとして人間の体は衰えていきます
骨、筋肉、内臓、血管…それぞれの器官が知らず知らずのうちに若いころの能力から比べると徐々に衰えていきます
我々が腰痛の方の体を触って一番痛切に感じるのが筋肉の衰えです
痛みを訴えてるところを触ると、そこの筋肉が相当硬くなっています
だいたいの方は腰(下部腰椎=骨盤のすぐ上あたり)、足(太もも)、お尻あたりの筋肉がガチガチになってしまっています

少し難しいお話になると、腰周辺では脊柱起立筋、腰方形筋、大腰筋(外から触ることができません)
足では大腿四頭筋(太ももの前)、大腿二頭筋(太ももの後ろ)、大腿筋膜張筋
臀部では中殿筋、小殿筋、梨状筋
このあたりに異常のある方が大変多いようです

よく「老化は足から」という言葉を耳にしますがまさにその通りでしょう
足腰の衰えにより周辺筋肉が硬くなるということはどういう状態を引き起こすのでしょうか?
筋肉は疲れたり衰えたりすると硬くなります
俗にいう「こる」ということです
ただ単に硬くなるだけではなく、縮んでしまうのが厄介なことなんです
筋肉は関節をまたいで付着しています
当然、これらの筋肉が縮んでしまうと、足腰の関節が間隔を狭められ動きにくくなってしまいます
また筋肉は引っ張られると付着部の骨もその方向へ引っ張られます
よく「骨がずれてますね」なんていわれますがまさにその状態のことです

余談ですが多くの関節は凹凸の形状に近く、何らかの力が働かない限り正常な位置にいようとします
したがって勝手に骨がずれるということはありません
何らかの力が骨に加わって引っ張られることにより「骨がズレ」てしまうのです
私の腰痛に対するアプローチは基本的に骨ではなく筋肉に対してです
ある意味「骨がズレる」というのは結果であって、原因ではありません(異論はありましょうけど・・・)
直接、骨に対しアプローチするよりも筋肉に対してアプローチしたほうが効果があると考えています

すみませ~ん 話が横道にそれてしまいそうなのでもとに戻しますが
だから腰痛防止、あるいは腰痛を治すにはそれらの筋肉をやわらかい状態に戻すことが第一義と考えております

具体的に老化現象による腰痛のメカニズムを説明しますと
足の骨(大腿骨)から骨盤(仙骨・寛骨)に付着する筋肉が硬くなって縮んだ状態になると
骨盤(寛骨)は下方に向かって(厳密には後下方)に引っ張られることになり
骨盤はズレてしまいます
アンバランスな骨盤は腰椎にもストレスを加え腰骨の下のあたりに(腰仙部)に痛みを生じます

もう一つ見逃せない重要な筋肉が大腰筋です
この筋肉は腰椎の1番から始まり大腿骨に付着しています
背筋と異なり、背骨の前側(内側)を通るので触ることのできない筋肉なのですが
この筋肉の弱化により腰痛を引き起こすことは事例としてきわめて多いのです
特徴としてこの筋肉が縮むと背骨は前に引っ張られる形となり腰が曲がった状態になります
お気づきの方もおられると思いますが「腰が痛いときは背筋を伸ばせない」そんな経験をなさった方も多いでしょう
そんなときは大腰筋に異常があると思っていただいて結構です
ちょうど弓が引かれるのを想像してください
弓=背骨 弓の弦=大腰筋 と考えていただくと話は簡単です
大腰筋が引っ張られると背骨に対し相当のストレスがかかります
これでは腰が痛くなるわけです
しかも大腰筋は外部から触ることができないのでマッサージ等でほぐすことができない厄介なものです

本来、大腰筋は太ももを上に引き上げる働きをするものですが
大腰筋に異常がある場合、反対の働きをする、すなわち足を後ろに引くための筋肉である殿筋群
その中でも特に中殿筋に硬さが認められる場合多いのです
中殿筋は骨盤の上の部分(腸骨翼の外面)から大腿骨(の大転子)に付着します
これも短縮すると骨盤(腸骨)を後下方に引っ張る力が働き、骨盤をずらす要因となります

よって大腰筋や中殿筋に異常があると脚の前後の動きに対して制限を加えます
だから腰痛の方は「歩くと痛い」とおっしゃる方が多いのです

人間の体は様々なバランスの上で成り立っています
たった一つの筋肉に異常が生じそこからまた別の筋肉に対して異常を引き起こし
全体のバランスを損ない、ひいては体の痛みを生じます

いつも腰痛の方の体を触りながらこんなことをあれこれ考えながらやってるわけなんですが
ダラダラと書き連ねるうちに、一般の方に対して書いていたつもりが中途半端に専門的になってしまったみたいです
もちろんもし専門家の方がこれをご覧になっていてあまりにも稚拙な説明に呆れておられるかもしれません(笑
「しゃーないな!チョット教えたろか!」というきとくな方はコメントよろしくお願いします

いずれにしても腰痛は単にこれだけの原因で起きるわけではないことは百も承知しています
少しずつでもご参考になることがあればまたご紹介させていただきます

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ヒーリングサウンド

もう3年ほど前になるんですがうちの整体院ではBGMなど流すことはありませんでした
あるとき患者さんが「先生、BGM流したほうがいいですよ」とアドバイスをいただきました
考えてみると施術に一生懸命でそこまで気が回らなかったんです

「なるほどな」と思いいろいろなところをまわってみると結構BGMを使っているところが多いようです
個人の開業医院でも新しいところではきれいなBGMが流れてみました

知り合いの先生に相談すると「いいのがあるから貸してあげる」といわれ数枚のCDを持ち帰り
うちの整体院でも流してみました
結構、患者さんの受けもよくリラクゼーション効果もありました

困ったことに一度こり始めると徹底的にやってしまうのが私の長所(短所?)
あれこれ集めているうちに100枚以上のCDがコレクションになってしまいました
エスカレートしていくうちに気がつくとさまざまなジャンルの音楽があり
アフリカの民族音楽とか、ハワイアン、ジャズ・・・・だんだんヒーリングとは離れた方向に進みつつあります
まっエエか? 私が癒されたら・・・(笑

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2004/08/06

整体師って何者?

よく聞かれるわりには一番答えにくい質問です
少なくとも医者ではないのは確かですが、カテゴライズしにくいというのが本音です

親戚や友人からも、「整骨院」や「マッサージ」と間違われたりすることも少なくはありません
「保険きくの?」っていわれることも多いです

整骨院は柔道整復師という国家資格が必要です
そして一定の要件に基づいて保険が適用されます
従って料金的にも格段の差があります
ただそれゆえに制約があるのも事実です

マッサージだってそうです
れっきとした「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格があります
ところが最近「クイックマッサージ」という名称で国家資格なしで営業しているところが増えています
というか、ほとんどがそういう人たちが圧倒的になり、むしろ昔からの国家資格を持った方のほうが見かけることも少なくなりました
私もよく「クイックマッサージ」にいきます・・・だって疲れたときにはありがたいですから(笑

国家資格というのも年月をかけ、お金もかけないと取れませんし
もちろん学力や技術がないと取れませんので、すごいことだと思いますし
基本的な知識は皆さんがお持ちなので安心して施術を受けられると思います
しかしやはり私が興味があるのは施術者個人の技量ですので国家資格の有無にかかわらずいろんなところに出かけます

「整体」というジャンルは多岐にわたっていて有名なところでは「カイロプラクティック」や「中国整体」などもありますが
私自身聞いたことのない整体が多く、星の数ほど流儀・流派があり、団体の数なんかもかなりあるみたいです
私は「オステオパシー」を学び、施術していますが、「オステオパシー」だけでもかなりの数の団体があるようです
中には少しやっただけで自分で団体を旗揚げする方もいらっしゃるようです
まるでプロレスの団体が増えていくようなさまにも似ています

お恥ずかしいことですが、たまに団体同士が勢力争いみたいなのをして、患者獲得や生徒獲得のために
「我こそは保守本流!」と言わんがばかりに宣伝をすることも見られます
そんなことより技術の向上や開発を力をあわせてしたほうが建設的だとは思うのですが
現実にはどこの社会も一緒のようです(ハア~)

話が横道にそれたようですが、「手技整体」つまり機械などを使わず、手や体を使って施術するものと申し上げたらいいかもしれません

あまりきちんとした説明になってないかなぁ~(笑

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やってみよ~

私は整体師です(言わなくてもわかるか・・・)
別に暴露話をしようってんじゃありません

毎日何人もの方がお見えになり、色々な症状に頭を悩ませることも少なくありません
また色々なエピソードもあります

特に有名な整体師というわけでもないので、あまり難しいことをここで書くつもりもありません
ま、肩肘張らずに気楽に思ったことを書いていきます

正直言うと一度やってみたかったんです・・・こういうの

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