2017/05/25

愛着障害 子ども時代を引きずる人々

51nlxl7h8l_sx311_bo1204203200_
愛着障害 子ども時代を引きずる人々 岡田尊司

発達障害と似たような傾向を見せるのが愛着障害だと聞きました
まあ、一連の流れで知っておいた方がいいと思い
基本的なことが書いていそうだったのでこの本を選びました

予想通り事前にほとんど知識のない私にも
愛着障害がどのようなものかおぼろげながら見えてきました
そういう点では読んでよかったと思います

ただ本文中に有名人や偉人を引っ張り出し
愛着障害だと決めつけた上での評論には疑問を持ちました
有名人や偉人には様々なエピソードがつきものなのはわかりますが
さほど多くない情報で安易に愛着障害だと認定されるような問題なんでしょうか?

感じとしては結論をだしてからそれに合うようなエピソードを
選んで紹介しているように思えてなりません
アリバイ作りのような手法ではなく
客観的な思考過程であってこそ共感を得られるはず

精神科の医師ということだそうですが
普段この本にあるように安易な決めつけをなさっておられるんでしょうか?
おそらく一度も会ったことのない人の一部のエピソードで断定されることに不安を感じざるを得ません

生まれてすぐに母親が死んでいるから
愛着障害に違いないと断定されたお釈迦様もたまったもんではありません

解説はすごくわかりやすかったのに
ページの半分以上を占める
有名人・偉人のエピソードは本当に必要だったのかどうか疑問です
ページ数を稼ぐために苦肉の策ではないかと穿った目で見てしまいました

| | コメント (0)

2017/05/24

ジャングル

Imgp0274

発泡スチロールの箱に植えた大葉が
例年よりも大きく育ちました
はじめて鶏糞を混ぜて土を作りましたが
まさかこんなにも大きくなるとは思いませんでした
もはやジャングルさながらです

| | コメント (0)

2017/05/23

はじめての認知療法

316ghn96fcl_sx309_bo1204203200_
はじめての認知療法 大野裕

むかしむかし会社勤めをしていたとき
業績が悪く精神的にひどく追い詰められたことがあります
まだ若かったこともあって融通が利かず
心の自由が次第に失われ考え方も委縮していきました

こうなったら悪循環
さらに悪い方向へ行き
「アイツそのうちに自殺するぞ」
なんて周りが言ってたそうです

幸いなことにここらが限界とみた社長が環境を変えてくださり
急遽人事異動で負担の少ないところへ行かしてもらいました
おかげさまで余裕ができ泥沼から完全復活
それ以降少々のことがあっても他人のせいにしたり
逃げることも覚えたので追い詰められることはなくなりました

それにしても世の中には追い詰められて
発想が委縮しがんじがらめに縛りつけられた心で暮らしておられる方の多いこと

心と身体は不可分一体
だから心に何か問題があると必ずと言っていいほど身体に現れます
「症状」と呼べるレベルになって腰痛館を訪れる方は決して少なくはありません
意外に当の本人は純粋な身体の問題だと思ってらっしゃるのですが
身体を触っていると精神的な問題が少なからず影響しているんだろうと感じるのです
もちろん精神的な問題だけで身体に影響が出るケースは稀ですが
精神的な問題と肉体的な問題が合体することで
様々な症状にまで現れるケースがほとんど

そして絡み合った複数の問題が厄介でして
なかなか身体的アプローチだけでは簡単に解消しないんですよ
もちろん時間軸も重要な要素ではありますが
アプローチの角度も広げる必要があると感じ
こういう本に手を出したわけです

ここまではブックレビューではなくこの本を読んだ動機なんですが
実際に読み進めてみて思ったのは
自分自身が経験したことが多かったので
すごく実感がわきました

そういう環境に陥ると自分で自分を縛りつけ
悪い方向にもっていく傾向があるんですよね
しかも余裕がないから自分を客観視できない
当事者にとっては出口のない巨大迷路みたいな感覚になってしまうんですね

私の場合は会社が危機を察知してくれて
難を逃れることができたわけですが
そうそう簡単に環境を変えてくれる人が現れないのがフツウ

そういう人のために「心のクセ」明らかにして
心の自由を取り戻すための方法論が書かれていました

自分自身を研究し、自分の考え・環境・周りの状況を
検証することで考え方の可能性を広げる訓練とでも言えばいいでしょうか?
とっかかりにしてはわかりやすくて面白い本でした

| | コメント (0)

2017/05/22

人を診る

日本人の平均寿命が延びたのも現代医学のおかげだと思っています
「人生僅か五十年」と織田信長が言ってから400年以上の時が流れましたが
今では人生80年ていうんですからすごいものです
数十年後には日本人の平均寿命は100歳を超えるという試算まであるくらいですから
どこまで行くのか楽しみでもあり
また苦しみなのかもしれません

一方で現代医学の問題点も多く指摘されてはいますが
現代医学そのものを全否定するわけにはいかなくなっているのが現状です
数百年前だったら私も墓の下で眠っていたかもしれません

ただ現代医学も代替医療もそれぞれ
問題点や解明されていないことはたくさんあるわけですから
改善の必要もあるでしょうし
解明されるであろうとこも多いだろうと予測します

あるときから気になりだしたのは
現代医学とそれ以前の医学との違いってどこにあるかなんですが
現代医学が病気と向き合ったことでしょう
病原菌やウィルスの存在や姿を暴きだしたところから
現代医学の進撃が始まったといっても過言ではありません
その話はあちらこちらでされているでしょうから
ここで無い知識を振り絞ってご説明はいたしません

むしろ私が興味を持っているのは古い医学の特徴
紀元前からある医学でもけっこう馬鹿にはできないものもあるようですが
一つの特徴として「人を診る」ところにあると思います

紀元前の古代ギリシア・ローマ医学でも
四体液説というのが唱えられ
19世紀ごろまで支持されててきたというから
相当歴史のある医学だったと言えます

血液・粘液・黄胆汁・黒胆汁の4つの体液のバランスで
病気が発生するというような考え方です

実は四体液説の素になったのがインドのアーユルベーダといわれていますが
トリ・ドーシャ説という考えがあり
「ピッタ(胆汁、胆汁素)、カパ(粘液、粘液素)、ヴァータ(風、体風素)」
3つの体液のバランスにより病気になるといわれました

要するに人と切り離して病気をいうものを探り出すというのではなく
人の属性として病を考えていたということなります

漢方でも似たような発想が考え方の基礎となりますし
日本でも明治時代に野口晴哉先生が十二体癖というのをまとめ上げられ
人を診るところからのアプローチをされていました

むかしは人を診て病気を治していたというわけです
目ざましい発展を遂げた現代医学は
そのスピードについていくのに躍起になって
ついつい人を診るという作業が疎かになってきたというか
そんなにメンドクサイことをしなくてもよくなったという環境もあったんじゃないでしょうかね

それでもそうことに気づいた方もおられ
EBMとNBMを同じテーブルに上げることの必要性も説かれています
ナラティブ・ベイスト・メディスン(物語に基づいた医療)
一人一人の患者の物語を生かし
治癒までの物語を構築しようとする発想ですが
少し人を診るということの大切さが思い出されつつあるように感じていますし
実際にそれをなさっておられる医師もいらっしゃいます

医師であるかどうかにかかわらず
今、私の見えているところにはそういった取り組みをしている方がおられます
簡単な取り組みではありませんが
試行錯誤しながら様々なアプローチをされています

面白くなってきました

| | コメント (2)

2017/05/21

GOLDEN☆BEST/加藤登紀子

71h3d4fonml_sx425_

GOLDEN☆BEST/加藤登紀子

わりと人に感化されやすいタイプだったりします
いいなと感じたら昨日まで無関心だったものにでも心酔します
強情だと言われる反面あっさりと豹変するのも
自分の良さであったり悪さだったりします

ちょうど一週間前に行ったコンサートに
シークレットゲストとして登場した加藤登紀子さん
その瞬間会場の空気の色が変わったのを目の当たりにしました
出番が終わってステージを去るとき
観客に向かって手を挙げた颯爽とした姿が忘れられません

私と同じ思いをした人が多かったことは
声援の大きさが如実に物語っていました

…で興奮した勢いで買ったのがこのアルバム

正直いって生のステージみたいに感動できるわけではありませんが
このアルバムをおかずにして
あの時の感動をよみがえらせているところです

森山良子さんのCDも欲しかったんですが
やっぱり生のステージの方が圧倒的によさそうですから思いとどまりました

浮かんでは消えるああいう世界で
長年第一線で活躍されるにはそれなりの理由があるということ
長く続けるには力が要るということを教わりました

| | コメント (0)

2017/05/20

菊菜の白和え

Imgp0212

菊菜を収穫しました
しかし今年は不作でほんのわずか
だからお店で買ってきて足して白和えを作りました
このために菊菜を植えたと言っていいでしょう

菊菜とニンジンをさっと茹でて
冷めてから水を切って
ゴマ・麺つゆ豆腐を入れつぶしていきます

菊菜とニンジンを和えたら出来上がり
最近白和えが美味しいと思うようになりました
年ですかね?

| | コメント (0)

2017/05/19

洗う

Imgp0256

気温も上がりいいお天気続き
洗濯日和が続きます

立て続けに施術時に履く靴を洗いました
たまに靴は洗ってたんですが
一番嫌なのが洗った後干したら
黄色いシミが目立つこと

たまたまネットで見つけたんですが
あの黄ばみは洗濯石鹸のアルカリ性のものが付着した色なんだそうです
だからお酢を使って中和させるという方法が紹介されていました

でも黄ばみをとるのに酸性のお酢を使わなくても
漂白剤が強い酸性なわけですから
その方が合理的だと思い試してみました

洗剤を使ってブラシでゴシゴシ洗い
水で流した後に希釈した漂白剤に靴をつけておき
しばらくしてから水洗い
それから干したら黄ばみも消えてきれいになりました

気をよくしてもう一足も洗いました
誰でもやってるようなことなんですが
私にとっては新発見

気持よくきれいな靴を履いています

| | コメント (0)

2017/05/18

スポーツにおけるメンタルサポート

Tj
月刊トレーニングジャーナル6月号

今月のテーマは「スポーツにおけるメンタルサポート」
メンタルトレーニングが取り入れられるようになって久しいのですが
選手のメンタルには驚くほど多くのアプローチが取り入れられていることを知りました

うつ病などを扱う臨床心理学のメソッドがスポーツに進出しているようです
マインドフルネスやACTを取り入れた取り組みがあるようです

スポーツ選手も「自分探し」をする時代なんですね
私らのころの精神論よりもきめがこまやかです
やっぱり瞑想なんかもやるんでしょうか?

それだけ自分を見つめなおし
客観的に自分をとらえることが難しいということなんでしょうね


Imgp0253

連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今月のテーマは「近くて見えぬは睫(まつげ)」
偶然ではありますが自分自身を客観的に捉えることの難しさが主題になっています

他人の悪いところはよく見えますが
自分の悪いところに気づく人は意外に少ないように思えません
自分の悪さを認識することを「反省」といいますが
反省ばかりで同じことを繰り返すのが人間
それでは前に進みません

| | コメント (0)

2017/05/17

大阪城ホール

002

大阪城ホールに来たのは23~4年ぶり
長男がまだ小さかった頃の話ですからね

003

開場はほぼ満員
この日は母の日のコンサート
母ではありませんが行ってきました
こういう感じのステージを見るのは初めてです


森山良子・南こうせつ・由紀さおり・安田祥子・秋川雅史・麻衣・黒柳徹子
さらに特別ゲストで登場した加藤登紀子・氷川きよし
すごい豪華メンバーです

それぞれが独特の世界観で会場を塗り替えるのには驚き
シークレットゲストで加藤登紀子さんが登場したら
一瞬で会場の空気が変わりましたもんね

氷川きよしさんの出番ではマダムたちが大はしゃぎ
あんなにたくさんどこに潜んではったんでしょう?

かつてフォーク少年だった私にはやっぱり南こうせつさん
やっぱりトークは惹きつけますね

黒柳徹子さんのグダグダのおしゃべりには年齢も感じますが
今もなお一線で活躍されているんですから大したものです

トリの森山良子さんがあんなにエネルギッシュだったとは驚きです

久々にちょっと興奮しましたねぇ

| | コメント (0)

2017/05/16

間違った動き

今、武道系の身体操法に関する本を読んでいます
その中で人間は「地球上唯一、身体の使い方を間違える動物」というくだりがありました
確かにそういう雰囲気はありますよね

人間は身体の動きだけではなく
身体の機能においても間違うことがしばしばありますし
能力の面を見ても犬ほど鼻が利かないし
渡り鳥と比べると私なんかかわいそうなほど方向音痴ですし
第六感も利きません

こういう考え方をすれば人間ってすごく劣っているようにも思えます
それでも地球上でこれだけ我が物顔で生きているのは
動きを間違えてもたいして問題なく過ごせる環境にあるからなんでしょうね

人間は服を着ます
だから体温調節は服でもできるし
屋内だと冷暖房で調節できるから
人間本体の体温調節機能は低下してるんじゃないかと感じています
体温調節の間違いで体調を崩す人は多いですからね

歩くのだって走るのだって間違えたってそんなに大きな問題は起こりません
走り方を間違えると当然速度は出ません
でも人間は天敵から逃げる必要もないし
獲物の動物を全力疾走で追いかける必要もないから
効率的な走り方ができなくても死ぬことはありません

靴を履きなれたせいで足の指の使い方が下手な人がけっこういます
それでも死にはしませんからね
ある意味野生の動物でなくてよかったかもしれません

以前読んだ本で「野生のゴリラは人間よりも元気」だということを前提に書かれた健康法を見たことがあります
おそらくそういうデータをとったのではなく
筆者の想像で書かれたものだと思います

これはどういうことかといえば
人間は病気になっても医者や薬、あるいは手術まであるわけで
病気になってもすぐに命を落とすわけではないということ
野生の動物は病気になっても頼れるものは自然治癒のみ
病気が治らなければ死んでしまいます
あるいは食料を獲れないと飢え死にします
だから野生のゴリラは元気というよりも
元気でないゴリラは生き残れないといった方が
同じ想像でも事実に近いんじゃないでしょうか?

結局文明というものは生きるのに好都合だということ
身体の使い方を間違えても死にはしませんし
病気になってもすぐ死ぬとは限らないし
走るのが遅くても天敵に食われずにすむわけで

安易に自然界の動物と比較して
どちらかがいいとか悪いとかの問題じゃなく
いい面もあれば悪い面もある

そのうえで本来の身体の正しい使い方を知って
より元気により効率的に生きて動ければ
なおよいということではないでしょうか?

| | コメント (0)

«スピードに生きる